- 家トレ環境を整えたいのに何から揃えればいいかわからない…
- 家で筋トレしたいけど、なんか満足した環境にならない…
私は現役パーソナルトレーナーとして10年で500名以上のクライアント様を見てきましたが、このような質問をよく受けます。
あなたも同じような悩みを抱えているのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、家をジム化するために必要最低限用意すべきアイテムの一つである「トレーニングマット」についてお伝えしたいと思います。
トレーニングマットは必須アイテムの一つです。たった1枚敷くだけで、床の陥没や騒音トラブル、そして腹筋のときの身体の痛みを完全に防ぎ、あなたの家トレの質を驚くほど向上させてくれるでしょう。
- トレーニングマットの必要性
- トレーニングマットの種類と用途
- プロ厳選!おすすめトレーニングマット4選
さあ、あなたにとって間違いのないトレーニングマットを見つけましょう。
そもそも「家でやるか、ジムに行くか」で迷っている方は、マットを買う前にこちらの記事であなたに合った環境を見つけてください。
なぜ家トレにマットが必要?敷かないと起こる「3つの悲劇」

まずは、なぜ家トレにマットが必須なのか。必要性を十分理解した上であなたに合ったトレーニングマットを用意することが、あなたの家トレを成功に導く秘訣なのです。
それでは、マットを敷かないと起こる「3つの悲劇」をお伝えします。
【マットを敷かないと起こる「3つの悲劇」】
- 悲劇①:ダンベル落下やベンチの重みによる「床の陥没・傷(高額な修繕費)」
- 悲劇②:階下への「騒音・振動トラブル(家トレ強制終了のリスク)」
- 悲劇③:硬い床での腹筋による「尾てい骨の皮むけ・腰の痛み(挫折の原因)」
トレーニングマットの重要性は理解できたでしょうか?
「とりあえず床でいいや」という甘い考えは、あなたの筋トレを挫折に導く可能性を秘めているのです。
これらを数千円の投資で防げるのであればトレーニングマットを用意するほかないでしょう。マットは「最強の防具」であり、「最強の保険」なのです。
家トレ特有の「限界」や挫折を感じている方は、家トレを無駄にしないための鉄則も確認しておきましょう。
【プロの警告】初心者が陥る罠!「ヨガマット」と「器具用マット」は全くの別物
一口にトレーニングマットと言っても、実は用途によって使い分けが必要になってきます。
トレーニングマットには大きく分けて2種類が存在します。
- ①身体を痛めないための柔らかいマット(ヨガマット)
- ②器具を置いて床を守るための硬いマット(床保護マット)
多くの方はトレーニングマットと聞いたとき、ふかふかした柔らかいマット(ヨガマット)を想像するのではないでしょうか?
ですが、もしあなたが「とりあえずヨガマット1枚買っておけば、自重トレもできるし、後からベンチを買ってもその上に置けるから全部済むだろう」と思っているのであれば要注意です。
絶対にNG!柔らかいヨガマットにベンチを置いてはいけない理由

プロとして警告します。柔らかいヨガマットの上に、重いトレーニングベンチを置くのは絶対にやめてください。
柔らかいクッション素材の上に重いベンチを置くと、足元が沈み込んでベンチ全体がグラグラと不安定になります。その状態で重いダンベルを顔の上に持ち上げたらどうなるか…バランスを崩して大怪我に直結します。
さらに、ベンチの細い脚に「あなたの体重+ダンベルの重さ」が集中するため、柔らかいヨガマットは一瞬で貫通して破れ、結局フローリングにも深い傷がついてしまいます。
あなたが家トレで「自分の身体一つで動く(自重)」のか、それとも「重い器具を置く」のかによって、必要なマットは全く違います。
ここからは、あなたの目的に合った適切なマットの選び方とおすすめを紹介していきます。
【自重・腹筋向け】身体用マット(ヨガマット)の選び方とおすすめ

まずは自重トレーニングや腹筋種目を中心に行っていきたい方。そんな方には、寝転がったときに身体を硬い床の痛みから守ってくれる、柔らかい「ヨガマット」を強くおすすめします。
家トレを始めたばかりで、「まずは自分の体重を使ったトレーニングから始めたい」という方には絶対に必須のアイテムです。
ですが、いざヨガマットを買おうとネットで検索してみると、数えきれないほどの厚さや種類のヨガマットが出てきて迷ってしまいますよね。
あなたが迷うことなく最適な1枚を見つけられるよう、プロ目線で絶対に外せない「選ぶポイント」を伝授します。
選ぶポイント:「最低10mm以上の厚さ」と「グリップ力」
と言っても、選ぶポイントはヨガマットを求める人全員に共通しています。以下の2点だけは絶対に妥協しないでください。
- マットの厚さは最低10mm以上であること
- 汗をかいても踏ん張れるグリップ力(滑りにくい素材)であること
ヨガマットの値段はピンキリです。明らかに安すぎるマットは厚さが3mm~5mmなど非常に薄く、結局骨が床に当たって痛いため、身体を守る役割を果たしてくれません。
また、グリップ力が甘く、汗をかくたびにツルッと滑ってしまうようなマットを選んでしまうと、踏ん張りがきかずにフォームが崩れ、最悪の場合は転倒して怪我に繋がる可能性もあります。
「じゃあ、グリップ力のある滑りにくい素材って何なの?」と思いますよね。
ネットで商品を見る際は、必ず商品説明欄(スペック)を見て、素材が「NBR(ニトリルゴム)」や「TPE(熱可塑性エラストマー)」と表記されているものを選んでください。
これらはクッション性が高く、汗をかいてもピタッと止まる優秀な素材です。
ヨガマットは元々、相場で見ても数千円で買えるアイテムです。「安いから」という値段の理由だけで飛びつくのではなく、必ず商品説明欄で「10mm以上の厚みがあるか」「滑りにくい素材(NBRやTPEなど)か」を確認し、失敗しないマット選びを心がけてください。
ほんの数千円のケチりが、あなたの筋トレ人生を「怪我」で終わらせてしまうことだけは絶対に避けてくださいね。
おすすめ①:極厚クッションの王道「アディダス(adidas) フィットネスマット (10mm厚)」
プロとして自信を持っておすすめする1枚目は、スポーツブランドの王道・アディダスの10mm厚マットです。
実は、私が以前勤めていた24時間ジムでも実際にこのマットが導入されていました。
毎日何十人もの会員様がハードに使い倒す過酷な環境でしたが、何ヶ月経ってもクッション性が潰れず、滑り止めのグリップ力もびくともしない耐久性には当時現場で本当に驚かされました。
- 最大の特徴:プロの現場でも採用される圧倒的な耐久性とクッション性
- 厚さ・素材:10mm / NBR(ニトリルゴム)
- こんな人に:王道スポーツブランドの安心感が欲しい人
高密度なニトリルゴム(NBR)素材特有の「もっちりとした極厚感」が、床の硬さを完全にシャットアウト。足元がピタッと止まって滑らないため、プランクなどの体幹トレーニングにも集中できます。
持ち運びに便利なキャリーストラップも付いている、まさに王道の1枚です。
おすすめ②:プロも愛用する実力派「リーボック(Reebok) トレーニングマット (10mm厚)」
アディダスと並んで、世界中のプロジムから絶大な支持を集めているのがリーボックの10mm厚マットです。
こちらもアディダス同様、私が以前勤めていたジムのスタジオレッスン等でガンガン使い倒されていた超実力派アイテムです。プロの目線から見ても、厚さやグリップ力は文句のつけようがありません。
- 最大の特徴:アディダスに引けを取らない最高峰の品質と使いやすさ
- 厚さ・素材:10mm / NBR(ニトリルゴム)
- こんな人に:リーボックのブランドロゴや世界観が好きな人
ぶっちゃけたプロの本音を言います。機能面(厚さ・素材・収納ストラップ付きなど)において、アディダスとリーボックに大きな差はありません。どちらも黒ベースに各社のロゴが入った王道のデザインです。
ですので、「どちらを買えば失敗しないか」と悩む必要は全くありません。純粋に、あなたが「このロゴが好きだ!筋トレのモチベーションが上がる!」と感じる方のブランドを直感で選んでください。
お気に入りのヨガマットを手に入れたら、まずは自重で無理なく始められるダイエットメニューから挑戦してみましょう。
【ベンチ・ダンベル向け】器具用マット(床保護マット)の選び方とおすすめ

次に、ダンベルやトレーニングベンチなどの本格的な器具を置いて筋トレを行いたい方。そんな方には、強烈な負荷から床を守ってくれる「器具用マット(床保護マット)」が絶対に必須となります。
あなたがベンチに寝転がり、ダンベルを持った時のことを想像してみてください。
「ダンベルの重さ+ベンチ自体の重さ+あなたの体重」……合計すると100kgを超えるような凄まじい重さが、ベンチの小さな4つの脚に一気に集中して床にのしかかることになります。
むき出しのフローリングや、柔らかいだけのヨガマットでは、その重さに耐えきれるはずがありません。最悪の場合、床がボコッと陥没してしまいます。
大切な家の床を守り、安心して限界まで筋トレに集中するために、絶対に失敗しない器具用マットの「選ぶポイント」を見ていきましょう。
選ぶポイント:「高硬度(沈まない素材)」と「部屋に合わせた形状」
器具用マットを選ぶ際は、ヨガマットとは全く違う基準で見る必要があります。絶対に外せないポイントは以下の3点です。
- 100kg以上の重さでもベンチが沈まない「高硬度な素材(EVAや硬質PVC)」
- ダンベルを置いた際のドンッという音を防ぐ「防音性(6mm〜10mm以上の厚み)」
- 部屋の環境に合わせた「形状(ジョイント式かロール式か)」
先程もお伝えした通り、ベンチやダンベルを扱う際は総負荷が100kgを簡単に超えます。
商品説明欄を必ず確認し、素材が「EVA樹脂」や「硬質PVC(ポリ塩化ビニル)」と表記されているものを選んでください。
これらはヨガマットのようなフカフカ感がなく、硬くて高密度なため、ベンチが沈み込まずグラグラしません。
また、重たいダンベルを床に置く際、あなたがどれだけ気を付けていても、想像以上に下の階へ「ドンッ」という振動が響くものです。
防音性を確保するためにも、最低でも6mm〜10mm以上の厚みがある硬質マットを選ぶようにしましょう。
最後に決めるべきは、あなたの「部屋の環境」に合わせたマットの形状です。
器具用マットには大きく分けて、パズルのように部屋のサイズに合わせて敷き詰める「ジョイント式」と、使わない時はクルクル巻いて収納できる「ロール式(1枚モノ)」の2種類があります。
「ホームジムとして敷きっぱなしにする」のか、「筋トレの時だけ出して片付けたい」のか。あなたのライフスタイルに合わせて、これから紹介する2つの最強マットから選んでみてください。
部屋に敷き詰めるなら「リーディングエッジ EVA 硬質ジョイントマット」
「ベンチを出しっぱなしにして、部屋の一角を完全に専用のジムスペースにしたい」という方には、国内ブランド・リーディングエッジの硬質ジョイントマットが結論です。
自宅にホームジムを作るクライアント様には必ずこちらをおすすめしています。
非常に硬く高密度なEVA素材で作られているため、100kgを超えるような重さがかかってもベンチの脚が沈み込まず、グラつきが一切ありません。高重量を扱う際の安心感は群を抜いています。
- 最大の特徴:パズルのように部屋や器具のサイズに合わせて、無駄なく自由に敷き詰められる
- 厚さ・素材:10mm / 高硬度EVA素材
- こんな人に:ベンチを常設して、本格的で安全なホームジム環境を作りたい人
また、ダンベルを落として傷ついたり、汗で汚れたりしても「その部分の1枚だけを取り外して水洗い(または交換)できる」のがジョイント式最大のメリットです。
部屋のサイズにぴったり合わせて、最強の土台を作り上げてください。
使う時だけ出すなら「アルインコ エクササイズフロアマット(PVC)」
「部屋が狭くて器具は常設できないから、使う時だけサッとマットを敷きたい」という方には、フィットネス大手メーカー・アルインコのフロアマットが一択となります。
私のクライアント様でも、部屋のスペースの問題で「折りたたみ式のトレーニングベンチ」を購入される方が多いのですが、その場合は必ずこちらのマットをセットで推奨しています。
- 最大の特徴:重い器具に耐える硬さを持ちながら、使わない時はクルクル巻いて収納できる
- 厚さ・素材:9mm / 硬質PVC(ポリ塩化ビニル)
- こんな人に:折りたたみベンチと併用し、普段はマットを見えない場所に片付けておきたい人
見た目は丸められるヨガマットのようですが、中身は全くの別物です。バイクマシンやベンチを置くために作られた硬質PVC素材のため、重い器具を置いても底付きしません。
「常設するならリーディングエッジ」「片付けるならアルインコ」。あなたの家の環境に合わせて、ストレスのない方のマットを選んでください。
器具用マットの準備ができたら、いよいよ本格的なアイテムの出番です。プロが厳選した「絶対に失敗しないダンベルとベンチ」はこちらをご覧ください。
まとめ:目的に合ったマットで、安全・快適な最強のホームジムを作ろう

いかがでしたか?あなたにぴったりの相棒(トレーニングマット)は見つかりましたか?
最後にもう一度、プロとしてお伝えします。トレーニングマットはただの敷物ではありません。あなたの身体、大切な家、そしてご近所関係をすべて守ってくれる「最強の防具であり、保険」です。
- 自重・腹筋がメインなら ➔ 身体を痛めない極厚10mm以上の「ヨガマット」
- ダンベルやベンチを置くなら ➔ 重さで沈み込まない高硬度の「器具用マット」
用途に合わせて正しくマットを選ぶことで、「床が傷つくかも…」「下の階に響いてるかも…」「腰が痛い…」といった家トレ特有のストレスが一切なくなり、限界まで筋トレに集中できるようになります。
さあ、最高の土台(マット)を決めたら、あとはやるだけです。
マットが家に届くまでの間に、あなたがこれから行う「最強の家トレメニュー」を予習しておきましょう。あなたの家トレライフが最高の結果に繋がるよう、心から応援しています。
👇【ヨガマットを選んだ方へ】まずはここから!初心者向けの自重トレメニュー

👇【器具用マットを選んだ方へ】マットの次に揃えるべき「間違いない宅トレ器具4選」

👇【一人で続けるのが不安な方へ】最初からプロに直接教わるのも「最短の正解」です

