
いざ筋トレを始めてみたものの、
正しいフォームがわからず不安に感じている人はとても多いです。
この記事を読むことで、
「このフォームで合っているのか?」という迷いが減り、
自分でフォームを判断できる基準が身につきます。
この記事を読んでいるあなたも、
きっと同じような不安を感じているのではないでしょうか。
実際、昨今のSNSにはさまざまなトレーニング情報があふれており、
「どれが正解なのかわからない」
「人によって言っていることが違う」
と感じてしまうのも無理はありません。
私自身、現場で多くの初心者を指導する中で、
フォームが原因で不安や怪我につながるケースを数多く見てきました。
本記事では、
「あなたに合ったフォームとは何か」
を見極めるための判断基準を、わかりやすく解説していきます。
一般的なトレーニング理論に加え、
初心者の方を数多く指導してきた現場経験をもとに、
「正しいフォーム」の考え方そのものをお伝えします。
本記事の内容がすべての人に当てはまるわけではありません。
運動中に痛みや強い違和感が出る場合は、
無理をせず、専門家へ相談するようにしてください。
多くの人が「正しいフォーム」を誤解している
結論:
正しいフォームは、
「誰かのお手本」ではなく「あなたの体で安全に効く形」です。
正しいフォームには「決められたものが存在する」
このように思う方は少なくないでしょう。
確かに基本となるフォームは存在します。
ですが、そのままのフォームがあなたにとって、
正しいフォームとは限らないのです。
では正しいフォームとは何か、これから解説していきます。
お手本通り=正しい、ではない
人には個人差があります。
- 体格
- 柔軟性
- 運動経験
他にも様々な個人差が存在します。
個人差が存在する以上、
同じ動きで同じ効果が得られるわけではないのです。
正しいフォームの定義はシンプル
基本となるフォームを踏まえた上で、
あなたにとっての正しいフォームとは何でしょうか?
正しいフォームの定義はいたってシンプルです。
正しいフォームとは「安全で、狙った筋肉に効く形」
あなたにとって正しいフォームとは、
「安全で、狙った筋肉に効く形」
正しいフォームを確立させる上で、
重要になってくるのは以下の3点です。
- 痛みが出ない
- 違和感が少ない
- 再現性がある

基本となるフォームは存在します。
そのフォームでトレーニングを行っていく上で、
上記3点の条件を満たすものが、あなたにとっての「正しいフォーム」なのです。
なぜ初心者ほどフォームが崩れやすいのか
初心者の人は、フォームが崩れやすい傾向にあります。
ではなぜ、初心者ほど、フォームが崩れやすいのでしょうか?
筋力より「コントロール力」が足りていない
初心者のほとんどの人において、
筋肉が少ないのは当然です。
もし、筋力が原因でフォームが崩れているのならば、
初心者のほとんどがフォームが崩れているということになります。
しかし、最初から綺麗なフォームで
トレーニングを行える人も少なくありません。
初心者の人でフォームが崩れやすい人は、
「コントロール力不足」
が原因になっていることが多いです。
- 動作に慣れてない
- 重さに振り回される
これらが、コントロールを失う原因となります。
逆に言えば、そこさえ意識すれば、
自然と「正しいフォーム」を確立させることができるのです。
フォームを見るときの3つの判断基準

ここでは、フォームを見る時の「判断基準」を3つの視点に分けて、詳しく解説していきます。
痛み・違和感が出ていないか
最初のポイントは、
「痛み・違和感が出ていないか」
トレーニングは、
筋肉に良い刺激を与える反面、関節などに負荷もかかります。
筋肉に対して、「効いている」
関節に対して、「痛みを感じる」
これは全くの別物です。
痛みや違和感がある場合は、
正しいフォームで出来ていない可能性があります。
痛みのあるフォームでトレーニングを続けると、
怪我に繋がる可能性があるので注意しましょう。
筋トレ中の痛みや違和感をどう判断すべきかなど、
怪我を防ぐための考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>筋トレで怪我をしないための考え方
狙った部位に刺激を感じられるか
筋トレにおいて、それぞれの種目には、
「目的の(効かせるべき)部位」が必ず存在します。
まずは、
「このトレーニングはどこに効かせるトレーニングか」
ここを必ず把握しましょう。
そのうえで、筋トレを行った際に、
「その部位に効いているか」
これがとても重要になります。
効かせたい部位に効いていない場合、
正しいフォームではない可能性があります。
※刺激の感じ方には個人差があり、必ずしも強く感じる必要はありません。
毎回同じ動きでできているか
これもまた、
正しいフォームを確立させる上で、
とても大切な要素です。
「このフォームが正しいフォームだ!」
このように、しっくりくるフォームがあったとします。
そこで大切になってくるのが、
「明日、同じトレーニングをした際に、
同じ動きができるか」
しっくりしたフォームが見つかったときは、
- 動画を撮る
- 反復練習
これがとても大切になります。
※ジムでトレーニングをする際は、撮影許可を取るようにしましょう。
フォームを固める前にやるべきこと
次に、フォームを固めるために、
重要なことを解説していきます。
重量を下げる・動作をゆっくりにする
シンプルですが、意識するのは、
- 重量
- 動作スピード
これだけです。
最初はついつい、
「できるだけ重く」
と重量を求めてしまう人も少なくありません。
しかしこれは、
フォームが崩れてしまう原因となります。
軽い重さは「逃げ」ではありません。
今後、効率よく重量を上げていくために大切な工程なのです。
動作スピードに関しては、初心者も上級者も
「ゆっくり丁寧に」
これが基本になります。
何事においても、
「落ち着いて行動すること」
はとても大切ですよね。
筋トレにおいても同じです。
丁寧な動作を心がけて、フォームを固めていきましょう。
重量設定についてはこちらで詳しく解説しています。
>>【筋トレの重量設定】「自分に最適な重さ」を決める公式
「完璧なフォーム」を目指さなくていい理由
あなたが目指すのは、
「完璧なフォーム」ではありません。
初心者のゴールは「続けられる形」
基本となるフォームから、
多少ズレることは大した問題になりません。
大切なのは、
「あなたにとっての正しいフォーム」
これを確立させることです。
このフォームが確立すると、
筋トレを「怪我なく継続する」
ことが出来ます。
これが一番重要なのです。
まとめ:正しいフォームに迷わなくなるために
もし迷ったら、
「安全か・効いているか・再現できるか」
この3つに立ち返ってみてください。
| 判断基準 | チェックするポイント | OKの目安 | NGのサイン |
|---|---|---|---|
| 痛み・違和感が出ていないか | 動作中・動作後に関節や特定部位が痛くならないか | 筋肉の張りや疲労感のみ | 関節の痛み、鋭い痛み、違和感が残る |
| 狙った部位に刺激を感じられるか | その種目で鍛えたい部位を意識できているか | 狙った筋肉に刺激・疲労を感じる | 別の部位ばかりがきつい |
| 毎回同じ動きでできているか | 回数・セットごとに動きがブレていないか | 動作が安定し、再現できる | 毎回フォームが変わる |
この3つすべてに「YES」と答えられるフォームが、
あなたにとっての正しいフォームです。
1つでも不安があれば、
重量を下げる・回数を減らす・やり方を見直す。
それは後退ではなく、正解な判断です。

コメント